2000年の1月にキャンディが家族になってもうすぐ8年になる。あの頃のチェリーは、カイムキ近辺に住んでいたので、近所の動物病院で注射やら健康チェックやらを済ませていた。1回連れて行くごとに、200ドルやら300ドルを請求され、そんなモノなのかと思い疑うこともなく支払っていました。2000年4月にソルトレイクに引越したのをキッカケに、病院を変えることにしました。ソルトレイクの近所を散歩していて知り合いになった数人のドッグオーナーに病院を紹介してもらいました。場所は、アパートから車で10分くらいのショッピングモールにありました。早速電話で予約しました。
まだ7ヶ月のパピーのキャンディでしたが、それまでに病院へ通っていた資料を持って行きました。受付のお姉さんに見せると、あまりに法外な料金に驚いていました。これは、ワイキキ価格だね、と言われました。それから8歳の誕生日までの長い間、この病院で大変お世話になりました。先生もお手伝いのお姉さんたちもとても親切で、助かりました。
同居犬ロキシーは、陸軍のフォートシャフター基地の中にある動物病院に通っています。今年からキャンディも同じ病院で診てもらうことにしました。2008年9月27日の午後1時、キャンディを連れて訪れました。チェリーも何度かロキシーを連れて来ていますが、普段込み合っている院内が、この日は閑散としていました。あらかじめ、今までの病院に通っていた資料を出すように言われていました。かなり厚みのあるファイルを提出すると、よくキチンとファイルされているねと褒められました。5分ほど待合室で待たされましたが、すぐにキャンディの順番になりました。今まで通っていた病院と診療内容や3種類の注射も同じでした。大きく違ったのは料金でした。実は、年一回の検診の料金は、毎年少しづつ値上がりしていました。
$108.38→$127.50→$133.39→$136.57→$140.58→$144.37→$154.37 (2001年~2007年まで)そして今回の料金は、驚きの『$64.00』でした。外部の病院にはもう戻れそうにありません。
この検診の時には気が付きませんでしたが、数週間後にキャンディの足の裏にトゲの様なものを発見しました。触ると痛いのかとても嫌がります。爪切りで切ろうかと思ったのですが、もしもトゲじゃなく、足の一部だったらかなり痛そうなので、再び病院に連れて行きました。10月27日午後1時、すぐに診療室へ通されました。先生は、すぐにトゲらしきモノを切り取って顕微鏡で見てくれました。そして、『FUNGUS(ファンゲス)』だと言っていました。チェリーとDRにも見せてくれました。キャンディが足を舐めてばかりいる為にバクテリアが繁殖したみたいだと言っていました。そういえば、両方の足の先の部分が茶色くなっている。チェリーは、ハワイの赤土のせいだと勝手に思っていましたが、それは間違いでした。実は、この病院に同じ症状のワンコが何度か来たそうで、先生にとってはキャンディは3匹目の症例だったらしい。キャンサーとかの深刻な問題じゃないけど、先生も興味があるらしく、無料で病理検査に出してくれることになった。時間は掛かるだろうが、無料というのはうれしい。治療方法は、酢と水を半量で混ぜ合わせて、毎日スプレーするだけで良いそうだ。この日からキャンディのビネガー生活が始まった。写真はビネガー1日目のものです。エリザベスカラーでとってもご機嫌ナナメです。早く良くなると良いねえ。ちなみに、病院代はわずか『$13.00』の支払いでした。安すぎ~!